5. [.NET5 / .NET6] WEB API(REST API)で帳票作成-2 SQL Server編 → Windows Form クライアントで出力
.NET5 / .NET6でWEB API(REST API)で帳票作成
【データベース - SQL Server 使用】
→ Windows Form クライアントでそのWEB APIを使用して帳票出力
前回(4.)では、データベースを使用しない帳票の出力を行いました。
帳票とは言えないですね。(^^ゞ
今回はいよいよ、SQL Server を使用して帳票出力する WEB API(REST API)を作成しました。
完成形の動きとしては・・・
- まず、WEB API(REST API)でデータベースをからデータを取得後、
- 印刷データを作成し、
Windows Form クライアントでそのWEB APIを呼び出して
印刷データを取得して帳票出力します。
もう少しだけ、動作の流れを細かく書き直します。
- Windows Form クライアントから IIS の REST API (WEB API) へリクエスト
(POST) - IISのREST API (WEB API)でSQL Server に問い合わせて帳票のもととなるデータを取得
- REST API (WEB API)でそのデータを基に印刷データを作成。
- Windows Form クライアントは、印刷データをレスポンスとして受け取る。
- Windows Form クライアントで、印刷データを帳票出力(プレビュー)
これを実現するためのプログラム開発や操作手順について、
細かくわかりやすく説明している動画を作成しました。是非、ご覧ください。
長い動画になってしまいましたが、
ネットで探してもなかなか見つからないような重要な技や、
この環境を構築して動作させるまでの過程の中に色々な技が盛り込まれていると思います。
是非、ご覧いただければ、実践にお役立ちいただけるものと思っております。
web.config を app.config に名前変更する裏技を紹介しましたが、
「不思議」と動画内で発言しておりますが、思い出しました。不思議ではないです。
以前は、カスタム情報をweb.configに書くことができましたが、
ASP.NET Core (.NET 5 / .NET 6 含む)では、web.config は、自動的に作成され システムは、web.config を使い、個別のカスタム情報は別に書かなければならないようなことを読んだ記憶があります。
そのため、app.config に書いてデプロイした後、[web api name].dll.config の中身を編集するという裏技?があるのだと思います。
※.NET 5 となっておりますが、同じ手順で.NET 6 でも動作します。
※今回の記事を書く、または動画作成にあたって、使用している帳票ツールは、
20年前からの老舗 C#やVB.NETの帳票ツール【Reports.net】 を利用しています。